

My memories at Dokkyo
獨協一家の麻生家
麻生さんの師匠であるお父様の麻生八咫さんは79年法律学科卒業。お母様はドイツ語学科を卒業されて、現在はオープンカレッジの人気講座「太極拳」の講師をされている。 獨協一家に生まれた子八咫さんは、小さな頃からお父様から「獨協大学が日本でいちばん良い大学だ!!」との英才教育を受けてきて、もちろん獨協大に入学した子八咫さん。大学で得たことは、主体的に動くこと、「自分からガンガン行かなければ始まらない!」と子八咫さん語った。ただ単に授業を受けて、チャイムが鳴ったら帰る、ではなく、自分から先生に質問をする!議論をする、という学ぶ姿勢がつくられたという。「扉をノックすれば、獨協の先生たちはみんなすごい引き出しを持っていらっしゃるから、ノックしないと始まらない!」と語った。

My story
子八咫さんの歩み
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子供時代:すでに獨協っ子 同窓生のお父様に連れられて、同窓会支部の集まりにも参加していて、獨協大に来る機会は多々あった。 |
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子供時代2:活弁士としてデビュー わがままも言わず、ほとんど話さないくらいにおとなしかった子八咫さんだが、1995年、10歳のとき、念願叶って活弁士としてデビュー。「初舞台は緊張で足がガクガク震えた。今も震えるけど。笑」小学5年生のとき、英語での活弁を始める。 |
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在学中:学ぶことに貪欲な学生時代 授業は必ずいちばん前の席で受ける。授業後は必ず先生に質問する!ことを心がけていた。在学中に、カナダ・アメリカへの留学も経験。「言語文化学科で、中国語には特に力を入れていた。AAを取ることが趣味だった。」2008年4月、高校英語の教科書「All Aboarg !II」(東京書籍)に、“A Young Kaysubenshi” として掲載される。 |
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卒業後:活弁士としての活動、そして研究活動へ 師匠(父)の活弁を歴史に残したい!」という思いから、芸能という分野においての活弁を研究。 2011年5月、獨協大学・宇宙天文イベント「はやぶさ展」のナレーションを務める。 |
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卒業後:活弁士としての活動、そして研究活動へ 現在も東京大学大学院で研究活動をしながら、活弁を広めるために、YouTubeでの動画配信や、舞台の脚本・演出も行う。 |
My Career Path
キャリアパス
10歳のときに活弁士としてデビューし、獨協大学在学中も、活弁士としての活動と、大学生活を両立してきた。「いろんな人と活弁を共有したい!」という思いから、語学 (英語・中国語)に力をいれて学んできた。アメリカへの留学も経験し、「主体的に動くこと」の大切さを実感した。飯島ゼミでは、大学生として、人としての礼儀から、学問にいたるまで本当に厳しく指導していただき、正直、辛かったが、今の麻生子八咫があるのは、飯島先生、そしてともにゼミで闘った仲間がいたから。ゼミで活弁の研究をはじめて、そこから東京大学院での研究、今の活動に繋がっている。
Future goals
今後の目標
「活弁」はまだまだ日本でも、「なにそれ??」と思われるくらい、身近ではないもの。「浅草オペラ」は毎年、大盛況だが、まだまだ活弁の一般への知名度は低いため、日本芸能としての活弁研究とともに、新たな発信活動も行っていく。
2019年末には、活弁とミュージカルが融合した舞台の脚本・演出を手がける。2019.2(取材:原田弥佳 / 動画:飯塚勝久)

![]() Message for you獨協生へのメッセージ |
文中の記載内容はすべて取材当時のものです。