同窓会懇談会を開催(オンライン)
2021年2月13日(土)オンラインによる代議員を対象とした懇談会を開催し、監事、事務局を含め35名が参加しました。
冒頭あいさつにたった大西純一会長は、「同窓会は、同窓生同士、同窓生と母校、同窓生と学生が笑顔で交流し、きずなを深める場であり、そうなるよう運営していきたい」と述べたうえで、「獨協大学同窓会をより良くしていくために、『同窓会懇談会』を開催することにした。今回は準備期間が少なかったために、テストケースとして同窓会代議員の参加により、同窓会に対するご質問やご意見を伺うことにした。次回からは同窓会員ならどなたでも参加できるオープンな形で開催したい」と抱負を述べ、「今後はできれば年に3回程度このような場を設けたい」と語りました。
その後、第一部として、同窓会の組織について、今期の活動方針、各委員会活動について説明が行われました。現在同窓会では、最高議決機関の社員総会、主に同窓会業務を執行する理事会、その下で9つの委員会が活動しています。
第二部(意見交換、質疑)で出された、質問・意見の要旨を紹介します。
(記事:澤田大輔)
【①事前に寄せられた質問への回答】
Q:2012年(平成24年)11月~2016年(平成28年)11月の期間、元会長及び元専務理事が、株式会社デュオの取締役に就任し報酬を受け取っていたことについて、不正な支払いがあったのではないか?
▶:報酬は労働に対する正当な対価であり、手続き上法律的な問題はなかった。しかしながら、金額の多寡は別として、ボランティアを標榜している同窓会会長が、関連会社から報酬を受け取り、また会長退任後すぐに専務理事兼事務局長に就任して報酬を受け取ったことは、近年の社会情勢から見ても世間の理解を得られるものではない。2016年8月の理事会では11月から株式会社デュオの役員報酬をなくすことを議決したところだ。現在はこのときの反省を生かして同窓会会長が関連会社の代表を兼務することも、会長が退任後に関連会社の役員に就任することもないように運営している。(大西純一 会長)
【②当日の参加者からの質問・回答及び意見】
Q:理事会の傍聴について、昨年はコロナの影響もあり中止されていたようだが、先の理事会では希望者にオンライン傍聴の案内が届いたとのこと。今後、代議員には理事会の傍聴案内を希望する。(海田正則 代議員)
Q:ホームページに理事会の開催案内が載っているが、議題についても併せて載せて頂きたい。(今野泰子 代議員)
▶:現在、理事会で傍聴規定を詰めている。個人情報に関わる部分を除き、基本的には公開したい。(大西純一 会長)
Q:今後少子化で学生が減ってくる。学生が減れば卒業生も減る。同窓会の中長期財務計画やシミュレーションはあるか?(澤田大輔 代議員)
▶:長期の計画は前財務理事から2年前と4年前に5年計画が出された。同窓会の財政を支える会費は入学時に1万円(大学が代理徴収)、卒業時に3万円の納付(計4万円)をお願いしている。少子化により入学者が減れば収入は減り、一方で会員が増えて同窓会報の発行費が増大する。終身会費の見直しも考えていかなければならない。収支のあり方には厳しい目をもって臨みたい。(飯塚勝久 財務理事)
意見:社員総会は全国の代議員となった同窓生が忙しい中一堂に会する大事な会議である。新しい体制では、皆さんの大事な時間とエネルギーが有効に使われるよう、理事会で十分に議論を尽くした議題を総会に提出するようお願いしたい。(鈴木弘隆 代議員)
意見:就活サポーター募集に関して。卒業生にはいろいろな分野のプロフェッショナルがいると思うので、各委員会で協力し、様々な業界の100人を選んでそれぞれの分野を紹介できるようにしたら面白い。参加しやすいよう平日の夜や土曜日開催の配慮も必要。(鳥羽成明 代議員)
▶:現役で働いている人が自分の会社のPRをしながら学生に伝えたいことがあればサポーターになっていただきたい。(菅沼豊 副会長)
▶:このオンライン懇談会で代議員同士の話が以前と比べてもスムーズに出来る事が分かった。皆さんの知恵を借りて、ICT委員会として一緒に考えていきたい。ただし、Zoomミーティングの適正人数は数十人までで、百人以上の大人数には向かないので、年代や地域で分けて懇談会のカテゴリーを作る方法なども検討したい。(高木大介 ICT理事)
意見:日頃からオンラインでやり取りする環境が整っていない支部は難しいのではないか。(前田雅規 代議員)
意見:現在代議員になるには75歳までという年齢制限がある(定款第13条)。活動の可否は自身で判断できるのに、同窓会活動で定年制が必要なのか疑問だ。ITを活用すれば年齢制限を設ける必要はないのではないか?以前も指摘したが協議事項になっているか確認の意味で発言した。(冨岡卓 監事)